【イブちゃんシリーズ Ep.2】皮膚病との戦い|フレブルのアトピー・皮膚炎と向き合った日々
イヴちゃんが、皮膚病を抱えていた時期があります。
ずっと痒そうで、毛も薄くなって。何度病院に行ったか、数えられないくらいです。 フレンチブルドッグは皮膚が敏感な犬種として知られていて、アトピーや皮膚炎、食物アレルギーを持つ子が少なくありません。 それはある程度、覚悟していたことでもありました。でも、実際に目の前でイヴちゃんが痒そうにしているのを見ると——やっぱり、つらかった。
フレンチブルドッグと皮膚病
フレブルは構造上、皮膚のしわの間に湿気がたまりやすく、細菌や真菌が繁殖しやすい体質を持っています。 また、食物アレルギーを持つ子も多く、特定のタンパク質やグレインに反応するケースもあります。 イヴちゃんの場合も、アレルギー検査や食事の見直しを繰り返しながら、少しずつ原因を絞っていきました。
病院通いは、月に何度にもなることがありました。 投薬、シャンプー療法、食事療法——いろんなことを試しながら、「これで良くなってほしい」と祈るような日々。 フレブルオーナーの皆さんの中にも、同じような経験をされている方がいると思います。 そういう方に、少しでも「同じ思いをしている人がいる」と伝えたくて、このエピソードを書いています。
それでもイヴちゃんは、いつも同じ顔をしていた
病院の診察台の上でも、お家でケアをしている時も、イブちゃんはいつも同じ顔をしていました。
「大丈夫だよ」って言っているみたいな顔。
こっちがオロオロしているのに、イブちゃんはどこか落ち着いていて。 むしろ、励まされていたのは私の方だったかもしれない、とよく思います。 フレブルってすごいな、と思うのはそういう時です。どんな状況でも、あの顔で、まっすぐ前を向いている。
犬の皮膚病と食事管理のこと
犬のアトピーや皮膚病には、食事管理がとても重要だと言われています。 グレインフリーのフード、加水分解タンパクフード、新奇タンパク質フード—— いろんな種類を試しながら、イヴちゃんに合うものを探しました。
また、着るものについても気を使うようになりました。 皮膚に直接触れる素材は、なるべく刺激の少ないものを選びたい。 化学繊維よりも天然素材のほうが、敏感肌の子には向いていることが多いです。 フレブルの皮膚病対策として、「服の素材」まで考えているオーナーさんは、実は少なくないと思います。
Felicidadogが生まれた背景
イヴちゃんの皮膚病との戦いの中で、「着せなければならない服」が生まれました。 防護服や術後服——機能的で必要なものだけど、当時は可愛いものがほとんどなかった。
「どうせ着るなら、イヴちゃんらしいものを着せてあげたい。」
その気持ちが、Felicidadogの出発点です。 この話は次のエピソードで詳しく書きますが、皮膚病と向き合う中で生まれた「ちゃんと可愛くあってほしい」という想いが、ブランドの根っこにあります。
イヴちゃんの皮膚病はその後、少しずつ落ち着いていきました。 今のイヴちゃんは、毛も増えて、誰よりも元気です。 その回復の物語は、このシリーズの後半で書きます。
着るたびに、しあわせ。
Felicidadog
◀ 前のエピソード:Ep.1「出会い」
▶ 次のエピソード:Ep.3「防護服の問題」
機能的だけど、可愛くなかった。その葛藤を正直に書きます。